登記するにあたり、電子定款というのがあるらしいと知り、Web業界にいる私たちはもちろん電子定款を選択。

自分で登記する方法やテンプレートは、このサイトで詳しく書かれているので、説明に従って必要情報や書類を作成していく。


電子定款の作り方
もサラッと書いてるから、ICカードリーダーさえ買えばサラッと出来るだろと思ってた。
が!Macユーザーが故に躓きまくった!

最初に結論書いとく。

  • このご時世なのに、windowsでしかできない。
  • Macしかない人はBoot Camp 入れたらいいらしいけど、windows OS の購入にプラス約2万円かかる。(Acrobatも必要だけど体験版でもできる)
  • ICカードを認識せず電子署名できない場合はこちら
  • 合同会社は公証人の承認不要!※5/22追記
  • 電子定款は作成して終わりではなくて、認証や公証役場に取りに行く必要がある。(ざっくり手順はこのサイトがわかりやすかった)

 

 ICカードリーダー

まず、個人番号カードかつMacに対応したICカードリーダーが少ない。

夫(プログラマ)に調べてもらってNTTコミュニケーションズのICカードリーダーを購入。

最初は「ICOCAとか電子マネーのチャージもできたらいいよね」なんて考えてたけど、windowsではできてもMacでは出来ないらしい。悲しい。

そして、Mac対応をわざわざ買ったのに、その後必要ソフトがwindowsのみにしか対応していないことを知る。悲しい。

 

 電子定款の作成でつまづく

次に公的個人認証サービスのサイトから利用者クライアントソフトをダウンロード。

ソフトを立ち上げたら、ICカードリーダーに個人番号カードを突っ込んだら無事に個人情報の証明がみれた。
ここまではMacでいけた。

さて、次はPDFにした定款に電子証明とやらをいれようとしたけど、カードを認識しない。

ここで手詰まって夫にバトンタッチ。
どうやら、プラグインが必要とのこと。
しかし、Macにはないって。

リモートで再設定したら今度はプラグインが文字化け。
文字化け直してやっと出来そうって思ったら、直接ICカードから読み込む必要があるらしく、リモートではICカードリーダーを繋げられないので断念。
(ここまでは個人番号カードからダウンロードした証明書を読み込ませればいいやんって思ってたけどそれは上手くいかなかった)

古いWindowノートを引っ張りだして、OSアップデートとして、プラグイン再設定。
これで、いけそうってなったら、次はパスワード間違いでロックかかっちゃって、市役所に解除しに。

市役所の人も個人番号カードにロックかかった人がはじめてだったのか、戸惑いを隠せない様子だったが、無事ロック解除。
そして、やっとこさ電子定款を作成できた!

 

 電子定款の認証申請でもつまつぐ

 

次に、登記・供託オンライン申請システムで電子定款の認証申請が必要らしい。

Webから申請できるのかとおもいきや、申請には専用のソフトが必要で、これもやっぱりwindows用しかない。
古いwindowsノートにソフトをダウンロード。
このソフトがクソわかりにくい。
手引書もあるけど細かすぎて見る気にならない。

ということで、このわかりやすく説明してくれているページを探して、この通りに操作を進めていく。
が、しかし、なぜかこのソフトではICカードリーダーを認識しない(涙)

夫くんが公式サイトのFAQから電子署名ができない事象の解決法をみつつ、ゴニョゴニョとPCの設定を変えて何とか署名ができた!

 

何でもWebでできるものだろうと思ってたけど、まだまだできないことが世の中には多いのね。。。

私1人じゃ絶対諦めてたわ。疲れた。

 

※5/22追記
公証役場に電話したところ、合同会社は公証人の承認が不要なんやて・・・(´;ω;`)