田舎で暮らすにはまず自分おこし

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オオミシマスペースで島の友達としっぽり新年会をしました。飲み会では、だいたいくだらない話の合間合間に、自分たちのやろうとしてることを話したり、それぞれの専門的な知識を教えてもらったり、飲みすぎて記憶なくしたりしてます。

好きなことを生業に

島でできた友達は年下ばかり。
同じ時期に移住してきた人同士が仲良くなりやすいのですが、30歳前後の夫婦が多いです。

私も年齢は違えど、結婚した年に2人での生き方を考え、移住してきました。そういう意味では同じような状況なので意気投合しやすいのかも。

会社に属することなく島で好きなことを生業として生きるファーストステップを踏み出そうとしている人たち。話せば共感することや勉強になることが多いです。

まっすーも「一生エンジニアでいたい」とよく言っていますし、今は通勤に時間を使うことなくその分コード書いているのが本当に楽しそうです。

私は、これを一生続けたいという職がまだはっきりわかりません。ただ、学生時代からアルバイト先の居酒屋で、スタッフの特性を活かしたオペレーションを考えたり、お店の体験をどうお持ち帰りいただいて次へ繋げていくかということを考え実行するのが、とても楽しかったです。一方で、黙々と刺繍したり、DIYの壁塗りをする、コーディングするなどものづくりの作業も好きです。そういった意味では、今やってる仕事は好きなことに近い気もするし、生業は少しずつ自分好みにでつくっていけばいっか、という感覚です。

地域活性

島の友達と地域活性という言葉はほとんど出てきません。

しかし島の外の人からは「地域活性したいの?」とよく聞かれる(言われる)のですが、「地域活性をする」という言葉に違和感があって、いつも「ノー」と言ってしまいます。

私たちが住んでいる地域はほとんど高齢者で子どもの姿がほとんど見えないし、崩れそうな空家もいっぱい。ここに住み続けるためにも、地域が活性するのはもちろん望ましいし、私たちの活動が少しでも繋がればもちろん嬉しいです。そういう意味では「イエス」なのかもしれませんが、地域活性は結果であって、誰かが「する」ことではないという感じがしています。

昨日、私は先に寝ちゃったので直接聞いてないですが、ある人は「島の舌を育てたい」と言ってたそうです。その為に「高校生が友達とワンコインで食べれる」ようなメニューを作っていて、実際利用した高校生が家族と再来店してくれた時はとても嬉しいと語ってたそうです。そういう積み重ねがきっと地域活性に繋がるのだろうなって思います。

自分おこし

移住友達には地域おこし協力隊も少なくありません。

「地域おこし協力隊」という名前が災いしてか、住民が「自分たちの為に何かをしてくれると思っていたのに何もしてくれない」「自分おこし」しかしていないとおっしゃる方もいます。

自分おこしとは、すなわちお店や農業を始めるなど起業すること。

私の感覚では、お店ができれば人が集まるきっかけにもなるので、ゆくゆくは「地域おこし」に繋がる「自分おこし」だと思うのですが、税金が彼らに支払われるので、世間の目は厳しいようです。

ともあれ「自分おこし」という言葉はいいな、って思います。まず自分が自立してないと何もできないですし、どんどん「自分おこし」すればいいんじゃないですかね。

 

と、思いつくまま書きましたが、新年会の中身は、食べて飲んで、喋って、大富豪して、食べて飲んで、喋って、、、と、だたの飲み会。ただただ楽しかったし美味しかった!

 

<今日の気になる>

  • 美味しいモツは、下茹でせずに野菜が煮えてから投入して蒸し煮すると、油プリプリでめちゃウマ
  • たこ焼きのタネに水の代わりにソーダーいれてもふわとろで美味
  • 大富豪の新たなローカルルールを知った(7は隣の人に不要カードを渡せる、10は不要カードを捨てれる)

 

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