みかん素人が語る、みかんの話

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愛媛県に住んではじめて知ったみかんの種類の多さと美味しさ。みかん素人の私としては、はじめて知ることがいっぱいでしたので、今日はみかんについて紹介しようと思います。(みかん素人なので間違ってたらごめんなさい)

「みかん」と言えば「温州みかん」

市場によく出回っている「温州みかん」。他の種類のことも「みかん」と言うのだろうと思って、最近「みかんありますか?」とみかん農家さんに聞いたら「みかんはないけど、ポンカンあるよ」という返事が返ってきました。

どうやら、このあたりでは「みかん」=「温州みかん」のことのようです。

早生、中生、晩生

10月〜11月に収穫したのが「早生」(わせ)、12月頃が「中生」(なかて)、1月〜2月頃が「晩生」(おくて)というそうです。時期が経つほど甘みが増すとか。

この表現はみかんに限ったことではないと思いますが、頻繁に聞くのはやっぱり”みかん”です。

このあたりで「みかんください」というと、「早生でいい?」とか聞かれますが、華麗に「早生ください」とご返答ください。

みかんは寝かせると甘みが増す

獲りたてが一番!と思い込んでましたが、涼しい場所で寝かすと酸味が抜けて甘みが増すそうです。それならばと、みかん農家さんに収穫したてのみかんを「数日置いて置いてから食べてもらうので贈答用みかんください」っていうと「どんな場所かわからないからダメ」って言われました。温度や湿度によって、美味しく熟成しないそうです。

とはいえ買ってきたみかんが酸っぱい場合は、温度が一定で涼しいところに2〜3週間おいてみるといいですよ。

みかんの種類

ここまで、みかん素人がはじめて知ったみかん知識を披露しましたが、みかんの種類もいっぱいあってびっくりしました。全てはご紹介しきれないので、家にあるみかんをご紹介します。

温州みかん

見慣れたみかんですね。たぶん中手。

ポンカン

ヘタのまわりがポッコリ膨らんでて、皮が厚くて身離れのいいポンカン。酸味が少なくて食べやすくて好きです。ちょっと種が多いイメージ。

紅マドンナ

愛媛限定種なので、愛媛でしか育てられていないみかん。皮がとっても薄いので、包丁で皮を剥いて、身をカットして、フォークでお上品に食べます。ほどよく熟成されていると、つぶつぶ感が少なくて、甘くてまるでゼリーみたいな驚きの食感です。

甘平(かんぺい)

甘平も愛媛限定種。そして、みかんの王様!かなり大きいのですが、この写真じゃわかりにくいですね。犬と比べてみます。

中型犬の顔サイズ。皮が向きやすく、薄皮がめっちゃ薄い。つぶつぶが大きくてジューシーで甘くて大きいので、かなりの満足感が得られます。はじめて甘平食べたときは、「こんなみかんがあるのか!美味しい!」と驚きました。

市場価格は1個300円以上、贈答用だと3kgで7,000円以上とお高いですが、見つけたらぜひ一度食べて見てほしいみかんです。

ネーブル

最近食べきってしまいました。酸味が高くシャキッとした味ですね。

はるみ、せとか

もう少ししたら、「はるみ」と「せとか」が出てきます。どんなお味か楽しみ。

他にもいっぱいあると思いますが、私が空でご紹介できるみかんは以上です。愛媛にきたらぜひ道の駅など覗いて、季節のみかんを楽しんでみてください。

焼きみかん

最後に、焼きみかんのすすめを。みかんを皮ごとストーブやトースターで焦げ目が軽く付く程度焼きます。
そうすると、薄皮やつぶつぶの存在感が薄れてまるでジュースみたいな食感と甘味が増して、美味しいです。「ホットみかんジュース」のイメージです。一度お試しあれ。

 

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