移住まで

2015夏から年明けにかけての移住準備

去年の9月ぶりの更新かな?
この数カ月間は本格的に新居を決めたり、会社と相談したりして、いよいよ2月には引っ越し!ということで、ここ数カ月の動きの覚書きしとく。


9月:イメージを膨らます

大三島移住を具体的にイメージするために、移住した人たちに話を聞きに。20年前にUターンして無農薬の野菜を育てているパイオニア的存在のお父さん、東京から夫婦で移住してオーたニックレモンを育てて加工して販売しているお店の奥さん、2年前に出産とともに夫婦で移住したWebデザイナーにお話を聞くことができた。「あかんかったら帰ろうくらいの軽い気持ちで来たらいいよ」と優しくも、田舎ならではの苦労を感じるお言葉をいただいた。今のところ定住したいと思っているけど、あまり気張らずにしよう。

あと、今治のみなと再生事業をされている方が面白そうだったので、その方も訪問。3年ほど前に実施した大三島魅力発見ワークショップ(地図作成)のデータをいただくとともに、今治の地域活性の活動について話を聞くことができた。

移住後安定したら何か面白げなことしたいねーなどと、ワクワクを募らせた9月。(特に移住の準備は進んでいない・・・)

10月:なんもしてない


11月:新居決定

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おじいちゃん家の近くにある親戚の空き家をお借りできないかと相談したのが8月。その後、11月の連休に親戚のおばあちゃんと娘さん連れて大三島へ。私たちに家を貸すために家の荷物を大掃除してくださいました。もちろん私たちもお手伝い。おじいちゃんに軽トラ借りて、捨てる荷物を載せてクリーンセンターへ4往復。大三島のクリーンセンターは予約いらないし、クリーンセンターの職員のおじさんたちもみんな親切。


12月:めちゃ進んだ

私と旦那くんは同じ会社。彼はエンジニア&所属している部署が新しい働き方推奨なのでリモートワークの話はトントン進んでいた。一方うちは理解ある上司ではあったが、7月に相談した以降、特に具体的な計画が進んでいなかった・・・。が、12月頭から再始動。今は詳しく書けないけど、実現に向けて様々な方にご協力いただいてます。

家の方は、年末にトイレのリフォームやダイニングルームの壁塗り、あとめっちゃ掃除して住める状態にした!これでいつでも引っ越しできるぜ。

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before:壁が黄ばんでてボロボロ

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アクドメを薄く塗ってから、しっくのんを天井も壁もヌリヌリ。トイレ工事に入ってはったおじさんのアドバイスいただきながら(脚立も貸してもらった)、壁のパネルの隙間にファイバーテープ張ってパテで埋めてから塗装。パテ2度塗りがめんどくさくて、ファイバー見えてたり、パテが乾いたら痩せてへっこんだ箇所もあるけど気にせずヌリヌリ。

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after:スッキリ!回縁(天井と壁の間の木)が何度ぬっても色が出てきてしまったけど諦めた!アクドメあまかったのかな・・・。まぁ、アクセントでええやろ。

このあと、茨城に住む我が両親がキャンピングカーで登場。

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丸々4日間、家中を大掃除。床から壁から窓、サッシ、庭すべてきれいきれいに。あと家中の網戸を父が張り替え。


1月:大三島で年越し

大三島で年越して、おじいちゃんおばあちゃんに新年のご挨拶して、旦那くん実家へ。おせちいただいて、夜は大阪に住む弟の家で宴会して、解散!

1月中は旦那くんだけ1週間ずつのプレ大三島リモートワークをする予定。いよいよ今年は移住の年だー

島用にカブをゲット

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島暮らしした際には、ちょっとお買い物にいったり、しまなみ海道を安く渡れるミニバイクが欲しいねーって盛り上がってたら、オットくんのバイク熱が発火してしまった。

そして、うちにも引火し(口車に乗せられて)カブ買っちゃった。

思い返せば1年前、結婚したらバイクは当分乗らないだろうと、愛車SR500を手放した時に、メットやらチェーンキーやら工具やら色々処分したがな。こんなに早くバイク買うなら全部置いとけばよかった・・・

といいつつ、新しく揃えるのも楽しいからええねんけど。

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さらに、オットくんの熱は上昇しつづけ、2週間足らずでボアアップキットをゲット。(タイヤはオットくんのゴリラ用)

さらに、お盆のキャンプ日に「1時間で終わるから」ということでボアアップを開始。

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エンジンをばらす。
「ここいいところやから撮っとき!」と強制されて撮影。
ピストンが綺麗ですねー

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エンジンの内蔵をコチョコチョ。

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50ccと88ccを並べてみたの図。

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ビフォー&アフター。

予定1時間を大幅に超えて4時間の作業が終了。
まだゆっくり走れてないけど、明らかに走りやすくなった!

次はマフラーとキャブとサスかな。あとベトキャリも欲しい。

お盆は両親とキャンプで報告

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お盆が終わりましたね。
私たちは特にお盆休みはないけど、茨城に住む両親が関西まで来てくれて、土日に両親と弟ファミリーとキャンプ!

そこで、例のごとく両親に大三島移住話を報告したところ「ええやんええやん!」「1年半後に引退したら荷物置かせて〜(引退後はキャンピングカーで日本をウロウロしたいから)」などと、両手を挙げて喜んでた。

想像どうおりの反応w

ということで、相談も特になく大三島トークは終了し、ただただキャンプを楽しんだのである。

3家族がそれぞれキャンプグッズを持ってて、いぶし処やコンロやクーラーなど色々被ってた。離れていても家族やし似てるんかな。

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キャンピングカーには冷蔵庫があるので、キンキンに冷えたビールを明るいうちから飲んで、鶏の丸焼きして、三田牛焼いて、燻製して・・・いっぱい飲んで食べた!家族全員でキャンプしたのなんて20年くらいぶりかな?いくつになっても、家族が増えても、こうやって遊べる家族でハッピー。

親戚の空き家

大三島のおじいちゃんの家の近くに、親戚の空き家がある。その家の持ち主は、ずっとむかしに芦屋へ移り住み、大三島の家は建てた当時から住んでいないらしい。お墓参りや夏休みに子どもや孫達と遊びに帰るために建てた家だそうだ。なので、35年ほど経った今もガタが少ないし、昭和レトロな家具や小物が残ってたりして、古民家というわけじゃないけど、ちょっとおもしろい物件。その家が、最近売りに出しているという話を去年耳にしていたので、貸していただけたら嬉しいなーと妄想していた。いや、たぶん声に出してつぶやいてた(笑)

そんな私たちの想いを汲んで、お義母さんがその親戚に挨拶に伺う機会を作ってくださり、この土曜日に会いにいってきた。

ご主人(おじいさん)は92歳、奥様(おばあさん)は88歳、そして娘さん(お義母さんと同世代くらい?)の3人暮らし。おじいさん・おばあさんから、戦争中のことや疎開で大三島に帰ったこと、戦後男手がなくて親戚同士だった2人が結婚したこと、おじいさんは爆風で半身大やけどを負ったこと、大変だったけど呑気だったわよ、なんて笑いながら色んな話をしてくださった。

もっともっと話を聞きたかったけど、ビールが出てきそうなタイミングで私たちの大三島移住計画の相談を切り出した。「大三島に住みたいんです」という夫ちゃんの発言に間髪入れずに、おばあさんから「私たちの家に住んでよー」との有り難いお言葉が返ってきました。

時期や荷物や家賃などはこの後ゆっくり相談するとして、まずは前向きなお返事いただけて一安心。大三島移住に向けて、また一歩進んだのである。

それにしても、夫ちゃんのご家族や親戚はみんな素敵な人達だな。

上司への相談1回目

今日は上司にはじめて移住への意志を伝えた。

といっても、すでに夫くん(同じ会社勤務)がその上司に話したことがあるのと、上司とは夫くん共々10年以上の付き合いなので、驚かれることも止められることもなく穏やかに話が進んだ。

大三島は釣りできるの?とか、遊びにいきたいねーとか、そんな他愛ない話をしながら、もし移住したら月2くらい出社ですかねーとか、交通費は今のままでもいいと思ってますーとか、終始和やかな空気。

で、次のステップは、上司から部長へ報告してもらって、その反応次第で次の作戦を考えましょかーといって相談会議終了。

来週くらいには反応が帰ってくるかな。

大三島には廃校のイカした宿が3つある

今回は移住者の方の話を聞くことがメインだったけど、サブとして夫くんプロジェクトメンバーで合宿しようという話が出ていたらしくて下見もしてきた。

大三島は小学校が4校くらい廃校になってるねんけど、そのうち3校は宿としてリノベーションされてる。(ことも今回はじめてしった)

その3つをどどーんと紹介!というか自分のための備忘録。


大三島ふるさと憩いの家

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木造校舎の雰囲気がめちゃんこいいお宿。お庭にテント出してバーベキューできるし目の前は海!子どもは海ではしゃぎ、大人はお庭でビール。そして堤防で釣りしてはる人が大きな黒鯛が連れていたり。ここは絶対遊びにいくぞー


今治市大三島少年自然の家

ここは小学校が合宿に使うことがメイン。もとの小学校の校舎はほとんど残っていないぽいけど、建物もいい感じだし、大きなバーベキュー場や体育館があったりと施設が充実。そして、こちらも目の前が海!合宿が入っていなければ一般も宿泊可だそうだけど、11月までは合宿予約がいっぱいだそうです。こういうところで同心に戻って合宿とか楽しそう。


今治市しまなみふれあい交流館

ここは目の前が海!というわけではないが、2階にあがるとそこはオーシャンビュー。小学校の校舎がほぼそのまま残っている合宿所。ベットが沢山並んでいる部屋は黒板がそのまま残っていたり、家庭科実習で使われていた大きな調理場があったり、学生時代を思い出しながら合宿するにはよさそう。ここも一般も宿泊可。


ふと気づいたら、廃校後の合宿所を3件も回ってた。大三島は廃校再活用に力をいれてるのかな?どの合宿所もそれぞれ特徴があって、いい感じでした。似たり寄ったりやったら面白くないけど、それぞれの個性が活かされてて、人も集まってて気になる存在なので、また調べてみよー

移住物件探し小さな一歩

この3連休に大三島へ遊びに行って、もう2歩。

まずは、おじいちゃん・おばあちゃんに移住の意志を伝えたこと。
もうひとつは、移住の大先輩方の話を聞きにいってきたこと。

おじいちゃんは、うちらがこっちに住みたいんだろうな〜という想いは感じていたらしく、全然驚かれずに普通の対応やったw

でもまぁ、仕事や親のことは心配してくれていて、ちゃんと話し合って来なさいよーとのこと。自然に受け入れて頂いて有り難いなぁ。

田舎への移住でまずぶち当たる困難は住まい探し。
おじいちゃん家の近くにある親戚の家が売り出し中なので、中を見学して、賃貸できるかどうかを聞いていただけることに。

合わせて、予め連絡していた、移住者向けに物件情報を紹介しているNPOを訪ねて相談&登録。

対応してくっださったスタッフの方も、1年前に東京から移住してきたご夫婦でした。
このご夫婦は、旦那さんが田舎暮らしをしたくて仕事を辞めちゃった勢いで、住む場所をネットで一晩探して、大三島を見つけて来たらしい。はじめて大三島に来た1週間後には引っ越ししてきたという、すごい行動力というか出会い!

移住1年目のフレッシュなお2人に、大三島移住後に驚いたことを伺いました。

  • むかでがいっぱい出た
  • イノシシが出た
  • 物価が高い(ガソリンも高い)

想定範囲w
ひかれないように抑えてはるんかもな・・・

希望のエリア(上浦町甘崎)に物件情報はなかったけど、お盆に向けてチラシを撒くらしいので、その後に出るかも?とのこと。
大三島に住んでいないけど、お墓まいりだけに来られる人たちが帰ってくるので、その後は物件が出やすいらしい。墓参りに来る方も高年齢なために年に1回も来るのが難しく、子どもたち(私たちの父母世代)は戻る気がないから処分したい、という方も少なくないようです。

いきなり売るのもハードルが高いので、最初の1年は賃貸にして気に入ったら購入してもらうような形式をお勧めしているとのことです。

親戚の家が借りれなければ、こちらにお世話になることになるかな。

いい物件が出てきますように!

長くなったので移住者の話しはまた後日〜

両親にはじめて移住トークした日

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今日はオットくんファミリーと篠山のボーシュマンへ。
ボーシュマンは、フランスで修行されていたお坊さんのような柔らかい雰囲気のシェフと、リッツカールトンで働かれていたこれまた柔らかい雰囲気の奥様との、ご夫婦のフランス料理店。
とても心地よくて大好きなお店。

とても可愛くてとても美味しいお料理をいただきながら、はじめてオットくんの両親に大三島移住の想いを伝えました。

心配そうだったけど、否定はされなくて一安心かな。
仕事のことや住まいのことなど、まだ何も決まってはいないけど今の考えなどは静かに聞いてくれて、改めて素敵なご両親だな、としみじみ。

ちゃっかりご馳走にもなったし。

オットくんは会社でも一歩ずつ大三島への歩みを進めていて、今日はさらにまた一歩。

ちょっとずつ大三島が近づいている感じ。